2011年4月9日土曜日

7日目 前半(ジャイプール) スラム街に連れられて

前日の夕方から寝て、起きたらまさかの朝9時!!
急いで、荷物をまとめてチェックアウト。
十分寝たおかげで、体調は回復。

とりあえず朝バナナ2Rs(約4円)

ジャイプールの観光地はほぼ制覇したので、
列車があるお昼すぎまで町をブラブラすることに

デリーにあった
タンドリーチキン発祥のお店「Moti Mahal」の支店

歩き方に載ってる、おいしいラッシー屋さん「Lassi Wala」
でも悪い奴が、お客をダマそうと、同じ名前のお店が3軒も並んでる・・・
これぞインド。
歩き方には、一番右って書いてあった気がしたけど、混んでたのは一番左だったのでそちらへ

注文してから、氷とヨーグルトと砂糖を混ぜて作ってくれます

小ラッシー14Rs(約28円)
ドロドロでかなり濃厚でおいしい。
あとこの器は、一回で使い捨てなんです。


町の中心への門
うおーピンクシティー、ジャイプール

これは、昨日乗ったオンボロバス

インドチーズ、パニール屋

そろそろ駅に向かおうか思ったら、
原付に腰かけたインド人が話しかけてきた。

インド人:「ハロー、俺は貧しい子供に音楽を教えてるんだ。見に来ないか?」
私:「いや、ただ町を歩いて見たいだけなんだ。しかも列車の時間があるから無理だ

インド人:「安心しろ。俺は悪い奴じゃない。色々な国でも貧しい子供を助けてるんだ。」とかなりしつこく話してくる。
私:「本当に時間がなくて、とりあえず駅方面に歩きたい」

インド人:「わかった。歩きながら話そう」

と原付を押しながら歩いてきたし、
話してるうちにそんなに悪い奴じゃないこもしれないと思って。
「わかった。10分だけだったらいくよ」と行くことに。

ついて行くと、そこはまさにスラム街

どんどん奥に連れてかれて
ヤベ、このまま刃物でも突き付けられたら完全にアウトだ
とドキドキしながらも付いていく。


スラム街の子供達


食べ物をだしてくれた
豆カレー&チャパティ

あとチャイは安全だと証明するために、一口飲んでからくれたから安心。
他にもこのスラム街で、女性たちが生活をするために作ってる
人形をタダでくれた

この時点で完全にコイツはいい人なのだと判断
 
彼の名前は、パラキャッシュ
スラム街で子供達に音楽を教えながら、
ここを立て直す計画があると熱く語ってきた。
また、世界中でボランティアを行っているみたいで、
新聞の切り抜きや、海外の仲間と炊き出しなどを行っている写真などを見せてきた。

他にも、ここに来た人が彼について感じたことを書いたノート
を見せてもらったら、
日本人が書いたものも多数あり、

みんな「最初は疑っていたけど、この人は本当に貧しい人を助けていて、力になりたい」と日本語で書いてあった。
なので私も書かせてもらうことにして、他の日本人と同じようなことを書いておいた。
 
その後子供達と触れ合ったり

子供達の演奏を聴いたりして過ごした。
ちなみに、パラキャッシュは動画の最後の方に出てくる人

10分と言ったものの、時間を忘れ結局1時間以上いたけど、
そろそろ列車の時間があったので行こうとするとパラキャッシュが、

「あげた人形をまた作るためには、お金が必要なんだ。
気持ちでいいんだ。俺に渡さなくていいから女の人にあげてくれないか?」と言ってきたので、

「ん?お金?」と思いながらも、女の人に10Rs(約20円)を手渡そうとすると、
「は?たった10Rsかよ」って顔をして受け取らなかったので、
あげるのをやめた。

するとパラキャッシュが、
「人形を作るには最低でも100Rsは必要なんだ」と言ってきたので、
「それならいらない」と返して行こうとすると、

今度は「お前は、貧しい子を助けるために出来ることは何かないのか?
お金をあげるとか、炊き出しの食材を一緒買いに行くとか?」と
しつこく金を要求してきたので、

完全に頭にきて「何だよ、お前も他と一緒で、結局金かよ。
俺はまったく金なんかあげる気なんかない。」とちょっとキレて、

さっき書いたノートをまた貸してもらい、
「最終的に金を請求されるから注意」と悪口を書いてやって出ていくことに。


でも結局駅まで送ってくれて、「困ったら電話しろ」と電話番号をくれたパラキャッシュ。
最終的にコイツはいい人だったのか、悪い人だったのか分からずじまいだった

後半に続く



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